書きかけですのでしばらくお待ちください。 last updaate 15/Feb/2010


おいしい焼き芋の作り方

1.さつま芋の歴史
 さつま芋は大航海時代以前から太平洋諸島で栽培されて現地の庶民の食料の一つとなっていた。
(参考文献 薬学雑誌 126(12) pp1341-1349(2006) 内林政夫)
南洋諸島ではタロイモ、ヤシ、バナナ、パンノキなどの食料の一つである。
現在の研究から原産国はメキシコ・グァテマラの地域の可能性が高いといわれている。
昔からの文献では原産国がペルーと書かれているのが多いがここでは一番新しい説を採用した。
アメリカ大陸からヨーロッパの西から東へ伝わったトウモロコシ、ジャガイモ、トウガラシ、トマトなど
が南米のめきしこやペルーなどよりスペイン人がヨーロッパに持ち帰り、その後世界中に広がっていった。
その中でサツマイモが東のアメリカより西の太平洋地域の西へ伝わった唯一の植物である。
南洋諸島からアジアへ到達したかんしょは、中国より、1600年ころに入り、南九州を中心に普及した。
18世紀前半、八代将軍吉宗のころ蘭学者・青木昆陽が食料飢饉対策として全国への普及を奨励した
サツマイモは土壌を選ばず、栽培が容易なため、18世紀中ころには武蔵野台地にも導入され瞬く間に
暖かい全国各地に地域に広がって行った。このときのイモは現在のような甘いサツマイモではなかった。

 植物学ではサツマイモはヒルガオ科、サツマイモ属で花の色は白または薄いピンクである。
あまり濃いピンクのものは見かけない。
多くの書物を見るとサツマイモの花はピンクと書かれているが私が今まで見たものは一般的な昔からある
でんぷん専用のサツマイモの色はすべて白い色であったことを記憶しています。この50年で2回のみでした。
サツマイモの花は群馬県みどり市では夏の暑い日が数日続いた時のみに一反(300坪)の畑で、やっと一つ
ほど開花します。農家の方でもほとんどサツマイモの花は見ることの出来ない貴重な花となっている。

以前台湾へ10月中旬に観光旅行に行ったときに花蓮の畑では一面にサツマイモの花が咲いていました。
このときは薄いピンクでした。

毎年花を見るために鹿児島で購入した紫芋を植えて芽を出させて、其の芽を畑に植え替えて数を作り何とか
群馬県でもサツマイモの花を咲かせることに成功しました。この時の紫イモの花はピンクでした。
サツマイモの花の形状は朝顔と同じです。これはヒルガオ科ですので当然のことです。

2.サツマイモの作り方
 サツマイモはそのまま植えて増やすのではなく、冬のうちから暖かい苗床を作り、イモから芽を多く出させ、20センチ
ほどに成長したら切り取り、畑に腐葉土と肥料を撒いてから畝を作り、マルチシートを敷いて、そこにサツマイモの苗を
植えつけます。マルチシートを敷くのは雑草対策というより、ものぐさをするためです。
また植え付けのときに水が少ないときは適宜水遣りをおこないます。またサツマイモのつるが延びないうちに周りの雑草を
取り除きます。其のうちに根が伸びて、つるが延びて一面に葉が広がります。それからは雑草取りは茎をいためないようにします。
そのまま秋になり霜が降りるまでほっておきます。霜が降りると葉が枯れますので葉があるうちは栄養を根に蓄えて
いきます。収穫は根の上の茎から切り取り葉を集めてから、掘り起こします。

3.サツマイモの種類


4.さつま芋のでんぷんが糖分に変わる性質について


5.どのようにして長時間の温度を保つか






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